オイルとならんで人気のセラムやミルク。乳液タイプで使いやすいけど、スタイリング剤なのかトリートメントなのか、実は知らない……。正体不明のふたつの違い、はっきりさせましょう。
一緒にしないで! セラムはスタイリング剤です
セラムとミルク。乳白色で、とろっとしていて、オイルよりさらっと使えて、スタイリング力はあまりないけれど、髪の質感が整う。今っぽい質感になるからどっちも好きだし、どっちでも一緒でしょ。そう思っている方が多いのではないでしょうか。
エヌドットにもセラムとミルクの両方がありますが、結論から言うとふたつは別モノです。「N. スタイリングセラム」はスタイリングクリームで、「N .シアミルク」は洗い流さないヘアトリートメント。そもそもカテゴリが違うんです。
「N. スタイリングセラム」は、ミルク状のスタイリングクリーム。髪にすっとなじむので、オイルのベタっと感がちょっと苦手という方でも使いやすいアイテムです。かっちりスタイリングするというよりは、ほどよく束感を出したり、ニュアンスをつけたりするのに最適。セミウェットな質感で、切りっぱなしのラインをおしゃれに見せるのも、レイヤーの質感をきれいに見せるのも得意です。シアバターとボタニカルエキスが配合されているので、髪に自然なツヤが生まれます。つまり、セラムはスタイリングしながら髪をきれいに見せてくれる神アイテム! 乾いた髪にも濡れた髪にも使えます。
ミルクはしっとり派に。 洗い流さないトリートメント
「N. シアミルク」は、乳液タイプのアウトバストリートメント。こっくりとした質感で、3種類の植物オイルと毛髪柔軟成分が毛髪内部までしっかりと浸透します。髪の美容液のように使えて、付けて乾かすだけで髪の質感が整います。ナチュラルテイストが好きなら、スタイリング剤いらずで外出できるほど使い勝手のいい1本です。そして特におすすめなのが、ダメージが気になる方や髪が硬いとお悩みの方。ダメージでパサついた髪やゴワっとしてしまう髪を柔らかくしなやかな質感へと導くので、一度使うと手放せなくなるほど。髪の悩みに寄り添ってくれます。
似ているようでこんなに違う。セラムとミルク、これで正しく選べますね。