INTERVIEW

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常にミーハー、だからこそ楽しいヘアメイクとの両立

2年前のオープン時から話題をさらい、今尚業界を牽引し続ける大人気サロン「SUNVALLEY」。TVや雑誌のヘアメイクとしても活躍する二人のオーナーの一人、朝日光輝さんに、支持される美容師について伺いました。

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お互いの個性を生かしたサロンづくりが強み

足りない部分を支え合う関係

ーーーもう一人のオーナーである渋谷謙太郎さんと、お二人でお店をオープンされた理由とは?
朝日 僕と渋谷くんの出会いは前の前のお店で、20代前半からの付き合いなんですよ。しかも、昔からサロンワークはもちろん、オフの日まで一緒(笑)。まるでニコイチのようにいつも一緒にいたので、ここまでくると、ある意味もう家族のようなものなんです。だからいつかお店を出すなら彼と共にやるんだろうなと漠然と思っていました。共同経営というと、意見の擦れ違いなどもよく聞くけれど、僕らの場合はそういうこともなく、この立地、広さ、スタッフで経営を始めて、続けることは決して一人ではできなかったことだと思っています。彼と共に一つ一つの課題と喜びを積み重ねてきたからだこそ、なんです。僕らは人としても美容師としてもヘアメイクとしても、それぞれ得意な分野も違うし、できることも異なります。別に話し合ったわけではないけれど、僕はサロンのPRや対外的な折衝をするし、彼は数字を俯瞰で見ることができる。お互いが自分の足りない部分を補い合える点で最強なんです。それもこれも、僕という人間をわかってくれて、僕が僕らしくいられるように気遣いをしてくれる人だからこそ続いているんだと思いますね。

作品撮りとサロンワークはどちらも欠かせないもの

似てて異なり、影響し合うもの

ーーーサロンワークとヘアメイクの仕事の違いとは?
朝日 よくサロンワークとヘアメイクは別物、と聞きますが、僕の場合は大きく変わりません。昔からヘアメイクに携わり、今も仕事の半分はサロンワーク以外の外部での仕事を請け負っていますが、相手がお客様かモデルさんかで変わるだけで、基本的にやることは同じ『きれいをつくる』こと。そこに違いはないんです。もちろん、長時間の撮影に耐えられるメイクとか、髪を切らずに一人のモデルで何パターンもヘアアレンジを行うなどのヘアメイクと、メイクをいじらずにカットやカラーで髪型を根本から作り変えるサロンワークでは、使うテクニックも求められるものも異なります。が、気持ちは一緒。サロンから帰るとき、「私、キレイになった!」って喜んでもらいたいし、「カメラの前で自信を持って笑える」とモデルの気持ちを後押しするのも、どちらも僕の仕事です。また、そのどちらももう一つの仕事に刺激を与えてくれるのも事実。世界観を作り込んでのモデル撮影で得たひらめきやテクニックは、サロンワークで2ヶ月に1回会うお客様に還元することができる。ミーハーな気持ちでトレンドを作り出す仕事に携わることができるからこそ、トレンドをサロンのお客様にどう落とし込んでいくか、の勉強にも繋がるんですよね。どちらか片方の仕事しかしていなかったら、僕は今の僕ではなかったと思います。

全ての基本となるのはカウンセリング

初めてのお客様を見抜くためのハウツー

ーーーサロンワークではどんな点を重視していますか?
朝日 髪質や骨格など、一人として同じ人はいません。だからこそ、大切なのはその人らしさ。そして、その人らしさって必ずしも本人が良いと思っている部分にあるとは限らないんですよね。そこをまず見つけて理解するために、カウンセリングは特に重視しています。まずは僕、お客様の髪をよく触るように心がけています。触れることで、本来の髪質や大体の施術履歴、生えグセや骨格などが把握できます。それから「ここ、うねりませんか?」「まとめたいのにまとまらなくないですか?」などと、イエス・ノーで答えられるような質問を繰り出す。特に初めてのお客様の中には、希望を言いづらそうな人もいる。「こうなりたい」という願望がない人はまずいません。だからどうなりたいか、お客様が返しやすいボールを投げていくんです。その人らしさを引き出しつつ、日頃の扱いづらさや悩みをきちんと改善できるスタイルとして提案できれば、そこに信頼関係が生まれます。何を求めているのかをきちんと探ること。これはどんな仕事にも共通する最初のターニングポイントだと思いますね。

バームとセラムのミックス技が生む新しい質感

ウェットの先の質感は「軽さ」

ーーーヘアデザインで重視している点は?
朝日 大切なのは、デザインにその人らしさがあること、そしてやりすぎないトレンド感をきちんと落とし込むこと。何も尖ったトレンドでなくても良いんです。特に大人の女性の場合、若い女性のトレンドをそのまま髪に投影したらトゥーマッチになります。とはいえ、いつも変化がないのは飽きられるし、髪が古臭く見えると顔も老けて見えます。例えばいつもショートボブの人なら、長さの変化をつけにくい分、スタイリングがものをいいます。ここしばらく、N. ポリッシュオイルやN. ナチュラルバームのウェットな質感がトレンドでしたが、もはやウェットな質感は定番になったと言えますね。これから梅雨を迎える時期は、ウェットで重さのあるスタイリングの方が扱いやすいと思います。そしてここから、次にどんな質感を描くか、がトレンドの分かれ道。最近僕がお気に入りで使っているのがN. ポリッシュオイルやN. ナチュラルバームに、N. スタイリングセラムをミックスする方法です。ミックス使いをすることで、髪にツヤ感と同時に動きや軽さをつけることができるんです。今よりもう少し軽さやドライ感のあるデザインも、人気が出るのではないかと思いますね。

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STYLIST

名前:SUNVALLEY 朝日光輝さん
プロフィール:

「SUNVALLEY」代表。数多くの女優やモデルからの信頼も厚く、数々のファッション誌や広告、ヘアショーなどで引っ張りだこの人気スタイリスト・ヘアメイク。カミカリスマカット部門三つ星受賞の経歴や経験を生かしたトータルでの似合わせと、セルフで再現できるスタイル作りが得意。

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SALON INFORMATION

店名:SUNVALLEY
住所:〒107-0062 東京都港区南青山5-2-12 GビルB1F
電話番号:03-6427-3807
営業時間:[月・水・金] 11:00-21:00 [木] 10:00-19:00 [土] 10:00-20:00 [日・祝] 10:00-18:00
定休日:毎週火曜日 第2・4月曜日(祝日の場合営業)
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